木材、鉄に代わる重量物梱包材〜ハイプルエースとは〜
強靭さを要求される自動車部品、デリケートな取り扱いを必要とするコンピュータ、医療機器などの電気機械器具などの梱包は、 従来、木箱や鉄、プラスチックで梱包されていました。 ところが、近年の環境資源保護の観点より、脱木材、脱プラステチック化が進み、木材や鉄並みの強靭さを持った梱包材、 「ハイプルエース」が注目されています。
「ハイプルエース」とは、軽量で、かつ強靭な特性を持つ、ハイパフォーマンス二層と三層の特殊段ボールです。
1.梱包資材費・倉庫費用・輸送費用の削減
密閉の木箱に対し、平均約15%以上のコストダウンが可能といわれています。従来、木箱内に使用していた防水紙や、防水フィルムが節約できます。
また、木箱に比べ、桟木材を介在して釘打ちしない為、外容積が小さくなります。
そのため、倉庫保管費用はもちろんのこと、トラック輸送・コンテナ輸送・航空輸送での積載効率も高まり、輸送費・倉庫保管費用が削減できます。
2.優れた強度・密閉性
ハイプルエースは段ボールの一種ですが、一般段ボールの約10倍の耐圧縮強度を有しており、木材・鉄の梱包材と同レベルの強度を実現しています。
耐圧縮強度や衝撃穴あけ強度においても、極めて高い数値を記録しており、例えば1000×1000×500mmのRSC型の圧縮強さは、約3700kgfとなります。
そのため、倉庫内での高い段積み、輸送時の衝撃にも十分に耐えることができます。
また、特殊加工された耐水ロングファイバー・ライナーを使用することにより、高い密封性と耐候性を確保しています。
3.軽量で組み立てが簡単
ハイプルエースの重量は、木箱重量の1/3〜1/4。一般段ボールと同様、簡単な組み立てで箱状にすることが可能ですので、梱包作業時間も大幅に短縮されます。
また、従来の木箱組立に必要だった釘などは不要です。
4.環境への配慮
「ハイプルエース」は、ドイツ包装廃棄物に関する政令に対応し、RESY-ID-No.3812を取得しています。もちろん材質は再生可能なパルプですから、
100%リサイクル可能な包装資材です。環境面への配慮、ISO14000への対応にも大変有効です。
5.ハイプルエースの可能性
一般段ボールと同様に、表面印刷(カラー印刷)も可能です。また、フクオカでは、一般段ボールとハイプルエースの中間くらいの強度とコストの商品の企画・開発にも取り組んでいます。
ハイプルエースによる製函、パレット製造は加古川工場にて主に行っております。
【加古川工場】
■ハイプルエースの専用ラインを持つ、加古川工場です。
ハイプルエースは新しく注目される素材であり、近年はより巨大なサイズで製函したいというニーズが増えています。
お客様にその良さ、メリットを十分にアピールし、いち早くご提供してまいりたいと考えています。

・特殊段ボールを切断するスリッターです。
・フォークリフトで積み込んでいるのは、車両や電車の部材用の箱。中国、アメリカ、インドへ輸送するために使われます。

【ハイプルエースご利用事例】
ここでは、ハイプルエースのご利用事例をご紹介します。新しい梱包材として、その可能性が注目されています。
■原料などの液体、粉体輸送用のバルク容器として
原料などの液体、粉体輸送用のバルク容器といえば、ドラムが主流。しかし近年、輸送費の削減のみならず、環境問題ということで、
ドラム缶の廃棄処理、洗浄処理、空容器の返送・保管コストが問題となってきています。
そこで、地球にやさしい「ハイプルエース」の液体、粉体輸送用容器をご採用いただいております。
・地球にやさしい"リサイクル可能な液体容器
・ドラム缶に比べ、圧倒的に軽量です
・折りたたんだ状態で保管できる為、広いスペースを必要としない
・使用後は、リサイクルが可能
パレットといえば 木製が主流ですが、フクオカでは、オリジナルの段ボールパレットを、規格品から別注品まで製造しています。
ハイプルエース使用のパレットは、重量梱包の物流で、その軽さと丈夫さ、そして何よりもコストダウンが図れるということで注目されています。
【オリジナルパレットご利用事例】
ここでは、オリジナルパレットのご利用事例をご紹介します。新しい梱包材として、その可能性が注目されています。
■地球にやさしい「リサイクル可能な紙パレット」
従来の木製パレットの課題は、環境への配慮でした。特に、地球規模で義務付けられつつあるのは、
「木材の熱処理」です。
そこで、段ボールパレットが解決。800kg〜1000kgもの重量物にも耐えることができ、かつ、
木製パレットと比べ、1/4程度の重量で、安全・軽量。しかも紙としてリサイクルも可能となり、環境対応を実現しました。








